長く愛されてきた「錫(すず)」の器

 錫(すず)は希少性が高く、高価な金属です。

 金属特有の嫌な臭いも少なく、古くから食器の素材として選ばれてきました。

 錫器の製作技術は、飛鳥・奈良時代に中国から我が国に伝えられたといわれ、酒器や茶器は社寺をはじめ、貴族・武士階級に愛用されていました。

 日本では神社仏閣で使用されるお神酒徳利など、伝統的な器に錫製品は用いられてきました。

伝統の錫器の製作技術を手仕事で現代に受け継ぐ「錫光」のこだわり

 伝統的な手仕事の製法を受け継ぐことはもちろん、それを次代に引き継ぐこと、そして、錫の魅力をより多くの方々に知って頂けるように努めています。

 伝統的な製法で、錫の良さを活かした製品作りを心がけています。製法もさることながら、伝統的な意匠も大事に守りたい、意匠そのものにも長年風雨にさらされ練りに練られた良さを備えたものもあります。

 一方で、今の時代にあったものづくりも心掛け、異業種の職人とのコラボやプロダクトデザイナーとの交流に積極的に取り組んで参りました。

 今の洋風化した生活様式の中にも溶け込めるようなモノを作り、使って頂くようにすることが肝要です。

 

 

目標は大きく!錫光の百年構想

 私たち錫光は、設立してまだ30有余年の小さな工房です。しかし、受け継いできた技術は、はるか昔からの伝統的なものです。

 こういった技術は一度途絶えたら再現するのに大変な時間と労力がかかることを自覚しています。

 また、「現代の名工」(先代光山)の技術を間近で見、学んだという自負があります。

 その記憶が冷めやらぬうちに、自分自身は一歩でも先代に近づくための努力を惜しまない。

 また、次世代へ「現代の名工」の技をそのまま引き継いでいきたいという思いがあります。

私たちは、2087年までに、もう一人の「現代の名工」を輩出する工房になることを目指します。

 これは、今は大変な大風呂敷を広げた話に聞こえます。目標にすること自体おこまがしいことだと思います。

 しかし、目標を思い切って高く設定することで、それを実現するために今、何をなすべきかということが自ずと明確になるものと確信しているのです。

【錫光】 「花ことば」四季 平盃 (単品)

【錫光】 「花ことば」四季 平盃 (単品)

販売価格(税込)8,800円



【錫光】「花ことば」1.5合片口 樹雨(きさめ)

【錫光】「花ことば」1.5合片口 樹雨(きさめ)

販売価格(税込)27,500円



【錫光】タンブラー8オンス いちまつ

【錫光】タンブラー8オンス いちまつ

販売価格(税込)22,000円



【錫光】タンブラー3オンス 春秋(単品)

【錫光】タンブラー3オンス 春秋(単品)

販売価格(税込)13,200円



【錫光】 「花ことば」四季 平盃 (4色セット)

【錫光】 「花ことば」四季 平盃 (4色セット)

販売価格(税込)35,200円



【錫光】タンブラー3オンス 春秋 2点セット

【錫光】タンブラー3オンス 春秋 2点セット

販売価格(税込)26,400円